ジェンダーフリーな大会へ

すべてのランナーが等しく、マラソンを楽しめるように。
性のあり方に関わらず誰もが自由に輝ける、真にジェンダーフリーな大会を目指します。

【国内大会初ノンバイナリー枠の設置】

すべてのランナーが等しく、マラソンを楽しめるように。
今年の開催から、国内大会初※のノンバイナリー枠を設けることとなりました。
※ハーフマラソンチャレンジカップ参加大会で初めて(一般財団法人アールビーズ財団調べ)

ノンバイナリーとは、身体的性に関わらず自身の性自認や性表現を男性・女性にあてはめようとしないセクシュアリティのこと。
ノンバイナリー枠の設置により、男性・女性という性別にとらわれないエントリーが可能となります。

レインボーに輝く 当別スウェーデンマラソンのロゴ

【レインボーに輝く未来に向けた想い】

ノンバイナリー枠を設置した本大会ですが、性のあり方はもっとずっと多様であり、はっきりと分けられるものではありません。
誰もがそれぞれのセクシュアリティを持ち、それは一人ひとりによって異なるグラデーションのようなものです。

私たちは、その豊かさを感じるとともに、すべてのランナーが自身の性のあり方に関わらず“自分”であることを誇れる大会をつくりたいと考えています。

ノンバイナリー枠の設置は、レインボーに輝く――誰もが“自分”であることを誇れる――そんな大会、そして社会を実現するための、はじめの一歩にすぎません。

すべてのランナー、
すべての人々が輝く未来に向けて、
ここから走り出します。

【LGBTQ当事者と考える大会づくり】

LGBTQ当事者である満島てる子さん(さっぽろレインボープライド副実行委員長)をアドバイザーにお迎えし、共に大会づくりを考えます。
満島さんがジャパンソーシャルデザイン株式会社と行うプロジェクト「TORIDORI PJ for LGBTQ」にもご協力いただき、以下の取り組みを実施します。

・スタッフの理解促進
核となる運営スタッフから当日の受付や案内を担当するスタッフまで、大会に携わるスタッフ全員を対象に、LGBTQに関するレクチャーを行います。
対面やオンラインで「TORIDORI PJ for LGBTQ」と共に考える機会をつくり、スタッフの理解を深めます。

・個別スペースの用意
ハード面も考慮のうえ、男性・女性という性別ごとに利用するスペースだけでなく、性別を問わずに一人きりで利用できる個別スペースを用意する※など、不安なく参加できる環境をつくります。
※個別のトイレ・更衣室を用意します。

・ゼッケン印字の配慮
男性・女性・ノンバイナリーすべてのエントリーにおいてゼッケンに性別は印字せず、番号とお名前のみを印字します。
また、ノンバイナリー枠でエントリーされた方は、お名前の印字有無をご自身で選択可能です。

・表彰における希望の考慮
男性・女性・ノンバイナリーそれぞれのエントリーごとに上位3名の表彰を行いますが、ノンバイナリー枠でエントリーされた方の表彰式への登壇やお名前の読み上げについては、ご自身の希望にあわせて柔軟に対応いたします。

このほか、不安に感じる点があれば随時解消するように努めます。
ランナーはもちろん、応援にいらっしゃる方々も、みなさまに安心してお越しいただける大会をつくります。

未来への好循環を「マラソン」から。

ひとつの町のマラソン大会から、
好循環が広がることを目指します。